こんにちは、LINKのフチガミです。
気温は若干低めというか吹く風が少し
冷たいですが桜も咲きだしてきているし
ポカポカの春はあと少しですね。
先日、面白い本を見つけました。
「やまとことば50音辞典」
です。
日本語には
「漢字」
という外国語と
「大和言葉」
という古(いにしえ)の昔から使われている
本来の日本語というものがあります。
やまとことばは、
「あ」
から始まって
「ん」
までその一つ一つの音に意味があるそうで
この本には詳しく書かれています。
例えば
「や行」
の
「や・ゆ・よ」
は、その音だけで
私たちは癒しのイメージをもつそうです。
「休む」
という言葉は、
「や(屋)+すむ(住む)」
というように家でゆっくりとくつろぐ事が
「休む」
となっているそうです。
ものすごく言葉に奥行きが出ますよね。
その他に
「が行」
は、その音だけでささるようなイメージを持ちます。
なので怪獣などの名前はが行が多く
ガメラ・ゴジラ・ギドラなど
が行が多いそうです。
やまとことばから昔の日本人の
想いや気持ちが込められていて
「湖」
という漢字だけをみると意味がわかりずらいですが
「みずうみ」
をかなで見ると名付けた理由がわかります。
「水+海」
で
「みずうみ」
として
昔の日本人は、湖を見た時にはじめは海だと
思ったけど、でもその水をなめてもしょっぱくないので
みずのうみにしたんだそうです。
地名など色々な所に祖先からの
メッセージが隠されているそうです。
これだけグローバルな時代になったけど
今一度、日本人の本来持っている発想や
世界観を見つめなおせば
もっともっと豊かな国になれる気がします。
日本人ってすごいなあ。
ありがとうございます。